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六花文庫 書籍紹介



六花文庫は外壁をすべてツタに覆われた建物です。館内では約8000冊の書籍を保管、一般閲覧に供しています。貸し出しはしておりませんが、館内にて自由に閲覧していただけます。すべて「食」の本です。

どんなものがあるのか、ほんの一部ですがご紹介いたします。







 今月のお勧め本


さんかく/千早 茜

<おいしいを分け合う>京都の町家に住むフリーランスのデザイナーとして働く高村さんと食がきっかけでルームシェアをすることになった伊東くん。伊東くんには大学院で動物解剖の研究をする彼女、華がいる・・この3人が織りなす“さんかく”な関係。京都の四季を背景に、高村さんが作る「鰯の梅煮」「あけぼのご飯」などの家庭料理からまかないまで、スイーツも登場して、とにかくどれも美味しそうです。生活する上での食べ物の好みは大事、「おいしい」を分け合えるっていいな。(飯田)

まずはこれ食べて/原田 ひ香

<絶品オフィス飯>超多忙なベンチャー企業に雇われた料理上手な家政婦・筧みのりと社員たちの6話+エピローグの連作短編集。筧が作るのは出汁がきいたカレーうどん、焼きりんごとアイスクリーム、ほうれん草のスープ、鯛飯、とても心がほっこりする料理です。1話ごとにそれぞれが抱えているものが露になっていく社員たち。筧の料理を食べることで、体だけではなく心にもエネルギーが充填されていきます。人間関係の苦みと旨味が詰まった1冊。思いがけない展開も・・。(飯田)

 季節のお勧め本

2019年9月7日(土)、六花文庫にて<食>の朗読会を開催いたしました。
当日のプログラムより、以下2編をご紹介します。

アンソロジー そば


<粋なそばも田舎そばも>アンソロジーシリーズ第5弾「そば」。江戸風情あふれる藪蕎麦、鴨なんばん、カレー蕎麦、いたちそば、立ち食い蕎麦、蕎麦がきなど、じっくり、するっと楽しめる1冊。美味しい蕎麦とともに日本酒が飲みたくなります。小説家、エッセイスト、漫画家、タレントなどの著名人たちが語る蕎麦への愛、思い出、エピソード、38篇の中から朗読会で読んでいただくのは黒柳徹子さんの「わんこそば」。さて、どんなお話でしょうか。お楽しみに。(飯田)


アンソロジー おやつ


<至福の時間>アンソロジーシリーズ第3弾は、読んで美味しく、あたたかい気持ちになる「おやつ」です。幼いころの思い出のおやつ、こだわりのおやつ、手作りのおやつ、大人ならではのおやつ~木皿泉「苺のケーキ」、村上春樹「ドーナツ」、伊集院光「3時のおやつの話」、池波正太郎「菓子」、幸田文「花見だんご」、尾辻克彦「チョコボール」など食いしん坊にはたまらない42篇。懐かしいおやつの写真も。朗読会では久住昌之「おはぎと兵隊」が朗読されます。(飯田)





 担当者のお勧め本

2019年5月、第16回小田豊四郎賞の贈呈式が執り行われました。受賞者は函館市・農楽蔵さんです。それにちなんでワインにまつわる本をご紹介します

dancyu 日本のワインとチーズ。
2017・12月号/プレジデント社


<おいしいワインってなんだろう?>日本で造られるワイン、チーズ、ジビエの特集号。第16回小田豊四郎賞を受賞した函館市のワイナリー『農楽蔵』の佐々木賢さん、佳津子さん夫妻が北海道の新しき造り手として掲載されています。造りたいワインは「一杯で満足するのではなく、一本飲み続けられるワイン」自らが暮らす大地を愛し、自然も人も、共に豊かになるワイン造りを目指す造り手たち。国産ワインの魅力がいっぱいの1冊です。(飯田)


ぶどう農園建設の記 羆の里の赤ワイン/飯田 清悦郎


<山ブドウのワイン> 羆の出没する北の大自然。過疎におし流される故郷、北海道乙部町に新しい産業の灯をともそうと、元新聞記者がペンを鍬に持ちかえての大奮闘。山ブドウを原料にして赤ワインを作る。しかもそれは、採取した野生の山ブドウを農場の畑で栽培するという前人未到の挑戦でした。人生半ばにして北海道の原野にワイナリーを建設することを決心して10年。“幻のワイン”誕生までの苦闘を描いた感動とロマンのドキュメントです。(飯田)


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