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六花文庫 書籍紹介



六花文庫は外壁をすべてツタに覆われた建物です。館内では約8000冊の書籍を保管、一般閲覧に供しています。貸し出しはしておりませんが、館内にて自由に閲覧していただけます。すべて「食」の本です。

どんなものがあるのか、ほんの一部ですがご紹介いたします。







 今月のお勧め本

茨木のり子の献立帖/茨木 のり子

<毎日の生活をていねいに>  詩人としての顔と家庭人としての顔をもつ著者。平成18年に79歳で亡くなるまで、創作に励みながら毎日の生活にていねいに気を配る姿が、日々欠かさず綴られた日記から伝わってきます。「生活の中心は家事である。ご飯の仕度である」 ファイルに残された手書きレシピやスクラップ帳、日記の記述などをもとに、茨木のり子の食卓を再現し、写真と共に材料や作り方も紹介。また、茨木邸の台所の実測図面や室内の写真も掲載され昭和の時代の空気が満ちています。
(飯田)
日本のすごい味~おいしさは進化する/平松 洋子

<人生を変えるおいしさ> 北海道から東京まで自らの足で巡った15の探訪記。その土地の気候風土、歴史や文化、人々の気質、暮らし、あらゆる要素が複雑精妙に合わさりながら「すごい味」が生まれている。「アタマのいい鴨はうまい」 加賀の猟師さんの鮮烈な言葉。「すごい味」ってどんな味? 道内からは江別市杉本農産のアスパラガス、六花亭のマルセイバターサンドを紹介。さらに、静岡から沖縄を訪れた
「土地の記憶を食べる」編もあります。(飯田)





 季節のお勧め本

2016年7月23日(土)、六花文庫にて<食>の朗読会を開催しました。
当日のプログラムより、以下2編をご紹介します。

Vintage'06
ひとしずく」/重松 清

<恋人でもなく父母でもなく>
実在するワインを題材にした小説集の中から、今回の朗読では「シャトー・ベイシュヴェル1962」を。子どものいない中年オヤジが奥さんの誕生日を祝うために背伸びして選んだ「バースディ・ヴィンテージワイン」です。爽やかな日曜日の昼下がり、自宅のパーティーでワインは何をしてくれるのでしょう。顛末は朗読会でお楽しみください。
おとぎ話の忘れ物 
「人魚宝石職人の一生」
         /小川 洋子・作 樋上公実子・絵
<小川洋子版童話の世界>
アンデルセンの人魚姫を下敷きに、著者がさらに想像をふくらませました。美しい人魚姫の装飾品を作る、男の人魚が本作の主人公です。人魚姫から見たお話では海の泡に消え悲恋で終わりますが、宝石職人の男は彼女のために復讐を誓います。元の童話の冷たさとやわらかさが小川節によく合います。
*こちらの蔵書は六花文庫にはございませんので
ご了承くださいませ*




 担当者のお勧め本

2017年5月、第14回小田豊四郎賞の贈呈式が執り行われました。受賞者は小樽市・エグ・ヴィヴさんです。それにちなんでパンにまつわる本をご紹介します

「こんがり、パン」おいしい文藝
              /河出書房新社

<めくるめくパンの世界へ>バゲット、フレンチトースト、サンドイッチ、クリームパン、あんパン・・お気に入りのパンや思い出のパン。たとえば「幸福そのものだと思う食べ物にフレンチトーストがある」という『江國香織・フレンチトースト』食べると思いだす恋の話や感動と興奮をあじわった父の手作り・・。パンにまつわる41のお話に、小麦の焼けるいい香りを、感じてみませんか?(飯田)

ル・コルドン・ブルーのフランスパン基礎ノート サブリナを夢見て3/

ル・コルドン・ブルー東京校編

オードリー・ヘプバーン主演の映画「麗しのサブリナ」に登場する料理学校としても有名なフランスのル・コルドン・ブルー。その基本精神は手を抜かないきちんとした物の作り方を学ぶこと。本著にはフランスのポピュラーなパンの作り方について豊富な写真と共に分かりやすい説明があり、特にクロワッサン、パン・オ・ショコラについては35もの過程に分かれていて私にも作れそうな気がして来ます。(畑)


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